デッキ対策の話 その2

2回目となる今回は、流行の赤黄デッキです。

 

仮想デッキ

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■補足

壺とレイアはDOB要員。

 

■対赤黄への動き方

特に重要なポイントは、
1)マーヤは人身御供で必ず除去する。特に2ターン目にマーヤを誘い、マーヤ+何か1体を2ターン目の返しで除去するのが理想的。
2)エンビルをベルゼ+レイニーが出来ない3ターン目までに出し、その後は必ずユニット3体を並べてターンを返すようにする。
3)ジャンプーは、暴虐のネビロス、アザゼル、ベルゼブブといった重いカードを優先して戻す。

以上の3つです。
1)は単純にカパエルを出せる様にする為です。軽減毘沙門然り、7点ワンショット然り、カパエルが出せないと途端に苦しくなります。順番が前後しますが、3)は返しの相手ターンで相手のユニット数を増やさせない為です。ベルゼブブやネビロスを出したら、他には精々マコかカパエル位しか出せませんし、ブロウやレイニーを絡めた場合にはそれ単体で終わることも多いです。アザゼルについても場のユニットを進化元にした場合はユニット数は変わっていませんし、手札から進化元を出したとしても手札2枚消費で1体しか増えていません。で、これの何が重要なのかというと、ユニットのアタックでダメージを与えるゲームにおいて、ユニット数が増えない≒与えるダメージも増えないということです。例えば、相手の場にユニットが1体しか居ないターンに上記のどれを出されても0~1点程度で済む上、さらに返しの人身御供で場を空にし易いので、次ターンもほぼ0点、という状況が作れます。

2)はそのままでベルゼ+レイニー対策です。また、それ以降の守り方の具体例としては、こちらの場がプリティベル2体+エンビル1体という様な場合、相手のマコやカイムのアタックはプリティベルで受けるようにします。エンビルで受けた場合、そのターンはまず凌げるでしょうが、次ターンにアザゼル+レイニーで破壊される為、返しのターンで毘沙門を撃てるといった状況でも無い限りは絶対にしません。一方、後者の場合、仮にベルゼを撃たれても5000以下は突破不可能ですし、レイニーまで撃たれても3000以下は突破不可能です。さらに、エンビルも破壊されないので、そのターン以降、相手は毘沙門くらいでしか突破出来なくなり、ライフ数点と引き換えに毘沙門ターンまで守れることになります。加えて言えば、毘沙門を出されたターンの返しはワンショットが非常に決め易い状況の為、「エンビル1体で相手に7CP使わせ、LP1点と引き換えにワンショットのお膳立てをさせた」となります。なお、そもそも3体並んでいる所にベルゼを出され、エンビルにクリーンヒットした場合は諦めましょう。4体以上並べれば流石に相手も博打はしてこないと思います。ただ、個人的には、エンビルを破壊されることよりも4体以上並べて拒絶する世界撃たれて負け確となる方が怖いので、3体止めを優先してしまいます。黄緑ならいざ知らず、赤黄で拒絶する世界が入っていることは稀なのですが、DOB的にも0では無いのでケア必須です。

 

■負け筋

1)エンビルを他ユニットと並べて出せず、早々にベルゼ+レイニーで破壊される。
2)人身御供後に、レイア、マーヤ、ネビロス等のスピードムーブ持ちで毎回ダメージを取られる。
等が特に印象に残っているパターンです。

特に2)は、人身御供を使用している時点で必要経費と考えていますが、それでも毎回やられると流石に響いてきます。赤黄、というよりアザゼル相手には世界創生も機能し難い為、非常に辛いです。

赤黄デッキに対してメタを積むのであれば、既に1枚入れていますがエンジェルビルダーが第一候補だと思います。メタとして入れる場合、枚数は1~2枚だと思いますが、2体並んでもベルゼorチェイン+レイニーでまとめて破壊、重ねたらアザゼルという罠もある為、役割的には1枚で十分と考えます。序盤のドロー確率を上げるなら2枚という感じでしょうか。また、黄緑や珍獣といったデッキにも壁としての役割は大きく、汎用性は高いので腐り難いのもメタとしては優秀な点だと思います。まぁ、そもそもBP7000加護+ブロッカー持ちなので、メタとか関係無く使っても強いですが。

 

■所感

立ち回りで、ジャンプーやら人身御供といったカードが出てきますが、結局やっていることは赤黄と同じで相手ユニットの除去なんですよね。赤黄と違う点は、こちらのユニットが場に残らなくても良いことと、最後以外ほぼアタックする必要がないことで、やってることは同じでも違うゲームをしている感じです。